安曇野に点在する、美術館約20館を結ぶ「アートライン」
田淵行男(1905-1989)は、木製カメラ・ガラス乾板の時代からカラーフイルムの時代まで、写真技術の変化を乗り越えながらも自身の写真への哲学を貫き、多くの傑作写真を撮影し、日本のネイチャーフォトを牽引しました。今回の展覧会では、田淵行男のカラー写真に注目します。撮影機材と近景に写り込んだ人々の生活は移り変わっていますが、屹立する山々は泰然として、人々の小さな営みを見つめています。田淵行男の残したカラー写真から、機材の変化に惑わされない彼のスタイルを感じていただければ幸いです。