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2006年10月30日
開け放たれた窓を外観から見る者は、閉ざされた窓を透かして見る者と、決して同じほど多くのものを見ない。 蝋燭の光に照らされた窓にもまして、奥床しく、神秘に、豊かに、陰鬱に、惑わし多いものはまたとあるまい。 白日の下に人の見得るものは、常に硝子戸のあなたに起るものよりも興味に乏しい。 この暗い、または輝いた孔虚のなかには、人生が生き、人生が夢み、人生が悩んでいる。…(三好達治訳:巴里の憂鬱より抜粋)
投稿者: 安曇野ジャンセン美術館 投稿日: 2006年10月30日 | コメント (0)
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