北アルプスの麓・安曇野の美術館 安曇野アートライン


  • 安曇野アートラインとは
  • 安曇野アートMAP
  • ニュース&イベント
  • 連絡先一覧
  • アクセス
  • リンク
  • ホーム

美術館リンク

  • 安曇野市豊科近代美術館
  • 田淵行男記念館
  • 安曇野高橋節郎記念美術館
  • 碌山美術館
  • IIDA・KAN(いいだ・かん)
  • 安曇野ジャンセン美術館
  • 国営アルプスあづみの公園
  • AZUMINO ARTHILLS MUSEUM
  • BANANA MOON
  • 絵本美術館 森のおうち
  • 大熊美術館
  • 池田町立美術館
  • とんぼ玉美術博物館
  • 安曇野ちひろ美術館
  • 市立大町山岳博物館
  • 白馬三枝美術館
  • ラフォーレ白馬美術館

安曇野ジャンセン美術館

  • 新着/展覧会/イベント情報
  • 美術館日記
  • 美術館概要

美術館日記 : ちょっとだけ調べもの

« マロニエ | メイン | 輝く新緑 »

2008年05月09日

ちょっとだけ調べもの

突然ですが(笑)
…'96年に3館で巡回開催した回顧展『ジャン・ジャンセン 〜愛と哀しみを描いて60年〜』の折りには、評論家のミッシェル・レリティエ氏にジャンセンについての寄稿をいただいております。このレリティエ氏の書かれた文面の一部に関して連休最終日にお問い合わせをいただきましたので、今日はもう少し何か判らないかと調べてみました。結局日本語ではたいしたことは判らないままなのですが…この件について少しご紹介しておきたいと思いますのでよろしければおつき合いください。


---------------------
『…ジャンセンの表現による、アルベール・カミュのジュスト(直訳:義人)の作品をみてみたい。…』(ミッシェル・レリティエ氏文面より抜粋)
このアルベール・カミュとは1957年ノーベル文学賞を受賞した作家で、彼はジャンセン氏がカミュの「ジュスト」をどのように絵画表現するのかみてみたい、と言っています。念のため書き添えますがこの「ジュスト」をジャンセン氏が絵画にしたものは(残念ながら)存在しません。しかし同じカミュの書いた『劇場』という作品は氏も描いています。
「ジュスト」は日本の書物となるとき「正義の人びと」または「正義の人」と訳され出版されています。またカミュと言えば『異邦人』や『ペスト』が有名ですが、このペストとほぼ同時進行で進められけれど2年後の発表となった作品がジュストでした。そして直訳の"義人"とは『正義や道理に従いよく守るひと、他のために我が身を投げ出し尽くすひと』を言い、イエスのみがその具象と言えるのだとか。
なぜレリティエ氏がこのようなことを言い出したかというのは(書ききれませんので)館で文面全体をご覧いただくとして(スミマセン)…先の「劇場」にみられるようにジャンセン氏は様々な文学からも触発され作品を描いてきました。
当館の一昨年の秋期企画『パリの憂鬱展』はシャルル・ボードレール氏の散文詩「パリの憂鬱」にジャンセン氏の挿画を合わせ版画制作された挿画集を解体公開したのですが、他にもフランソワ・ヴィヨンやセルバンテスの諸作品等からもイマジネーションを膨らませ発表しています。そしてまた、他の画家たちの手による同書から生まれる作品も多いのです。このことは現代作家のみならず、例えば神話の中の「運命の神々」はかの大家ゴヤも描いているのです。
つまり、なにも新しいことをすることだけが独創性や創造に結びつくのではありません。これらは芸術がひとつの輪になって繋がっているということ、…いりぐちはどこでも構わない、興味が持てたところから始めたらそれが始まりなのだ、ということなのだと私は思います。
ジャンセン氏の挿画集はどれも限定冊数で制作されており、現在ではばらされて額装され販売されているケースがほとんどです。製本のままであるものは世界中のコレクター数人のみが保存していますのでなかなかまとまったものを目にする機会が無いというのも非常に残念なことです…。当館では保存している挿画集につきましてはまた順次公開し、多くの文学ファンの方にもぜひご覧いただけたらと願っております。どうぞお楽しみに!☆


投稿者: 安曇野ジャンセン美術館 投稿日: 2008年05月09日 | コメント (0)


コメントを投稿

全てのコメントは、表示する前にこのブログのオーナーである美術館側の承認が必要になり、その承認には時間がかかる場合があります。(承認されるまではコメントは表示されません。)
また、トピックの主旨とは異なる投稿や不適切な表現の投稿、個人情報に関わる事柄及び営利目的の投稿等については、掲載されませんので、ご了承下さい。






サブメニュー

カテゴリー

  • Jean Jansem
  • 案内掲示板
    • *館のお知らせ他
    • *取材と掲載情報
  • いろいろレポート
    • *展示関連
    • *イベント
    • *学校関連
    • *外部活動
  • 開館状況
  • 四季折々。
  • 館員ミニッキ。
  • ジャンセングッズ
  • 原稿制作
  • ひろい世界
  • 安曇野アートライン
    • *告知掲示板
    • *他館鑑賞
  • 図工の時間
  • 観光地 安曇野

最近のエントリー

  • 気がついてくださってますか?
  • 慌ただしく
  • ちいさなバレリーナはいずこ…?
  • 開館と研修会参加
  • ゆきちゃん?
  • 連休中日
  • 暑ッ。
  • Love kids news♪
  • 残業三昧
  • 発送作業と外回りと。

最近のコメント

  • いつも間に合わない?
  • └ 北原
  • └ AJM
  • "BALLERINES" INVITATION
  • └ AJM
  • "BALLERINES"
  • └ mesnja
  • └ AJM
  • 花の宴
  • └ mesnja
  • └ AJM
  • └ mesnja
  • └ AJM
  • 新緑とカシニョール
  • └ 北原 清一
  • └ AJM

最近のトラックバック

  • おとく〜ポン
  • └ 安曇野市豊科近代美術館 | 美術館日記
  • 安曇野アートライン推進協議会総会
  • └ 安曇野市豊科近代美術館 | 美術館日記
  • 花々**
  • └ 光と翳の詩人 ~安曇野ジャンセン美術館のblog~
  • 安曇野美術館連絡協議会総会の様子
  • └ 安曇野市豊科近代美術館 | 美術館日記

月別アーカイブ

  • 2008年07月
  • 2008年06月
  • 2008年05月
  • 2008年04月
  • 2008年03月
  • 2008年02月
  • 2008年01月
  • 2007年12月
  • 2007年11月
  • 2007年10月
  • 2007年09月
  • 2007年08月
  • 2007年07月
  • 2007年06月
  • 2007年05月
  • 2007年04月
  • 2007年03月
  • 2007年02月
  • 2007年01月
  • 2006年12月
  • 2006年11月
  • 2006年10月
  • 2006年09月
  • 2006年08月
  • 2006年07月
  • 2006年06月
  • 2006年05月
  • 2006年04月
  • 2006年03月
  • 2006年02月
  • 2006年01月
  • 2005年12月
  • 2005年11月
  • 2005年09月
  • 2005年07月
  • 2005年05月


ページトップに戻る
  • 安曇野アートラインとは | 
  • 安曇野アートMAP | 
  • ニュース&イベント | 
  • 連絡先一覧 | 
  • アクセス | 
  • リンク | 
  • ホーム

Copyright(c) 2006-2008 AZUMINO ART LINE All rights reserved.