
食生態学者、エッセイスト、探検家、登山家の西丸震哉の足跡に触れることができる記念館として2008年4月より開館。
尾瀬の湿原の写真、パプア・ニューギニアの秘境探検で収集した食人族の弓矢や極楽鳥の羽根、蝶の標本や宝貝のコレクションなどを展示する。作曲から絵画までこなす幅広い活動の足跡を紹介する。


1923年東京生まれ。東京水産大学卒業。
岩手県水産試験場勤務を経て、1947年農林省入省。
1950年頃から尾瀬周辺の藪をこいで人跡未踏の湿原を探索発見。日本の探検登山の草分け的存在。
パプア・ニューギニア等、世界各地の秘境で探検・調査を行い、食糧危機、文明破局論を唱えつづけ、1980年、国の食糧政策に疑問を抱き、食品総合研究所栄養化学研究室長を最後に自主退官。
大学講師をつとめる他、環境問題や現代人の行き方をテーマに執筆活動をつづける。作曲、SF小説、油彩まで手がけるマルチ人間。著書に「山の博物誌」「食物の生態誌」「41歳寿命説」など多数。
現在、食生態研究所所長、日本旅行作家協会理事。大叔父は島崎藤村。
一階は尾瀬の湿原の写真、宝貝のコレクション、線画などが展示されます。
くつろぎながら西丸文庫(全著作)を読むことができ、併設のカフェでバッハブレンドコーヒー、本場インドカレーを味わうことができます。
二階はパプア・ニューギニアの収集品を中心に構成されます。
異国の鮮烈な色の印象を伝える為、漆喰の白い壁、柿渋の床にできる限り生の眼で見ることができる空間になっています。
階段室は西丸震哉日本百山特集、秘境探検の写真、地階はレイクサイドギャラリーのスペースと、愛用のスキー、ストックなどを展示しています。
世界の秘境探検で収集した貴重な収集品と著作、絵画や音楽などにかこまれて西丸震哉の原始感覚に触れてみてください。

西丸震哉記念館において、美術作家の作品展示を行うギャラリースペース。数点の作品が常設展示され、定期的に企画展を行います。その際は西丸震哉氏の収集品とコラボレーションする形で展示が行われます。通常の美術館とは違う美術作品と博物の混在する空間をお楽しみください。
■定休館日
火、水、木、12月~3月は冬期休館(休館中も事前予約で見学を受け付けます)
■開館時間
午前10時00分~午後4時30分
■観覧料
無料
■JR松本駅よりJR大糸線で信濃大町経由稲尾駅、下車徒歩5分
■長野自動車道豊科インターより45分(ローソン前の交差点を右折、旧道に入る)