
2001年から始まった「碌山物語Ⅴ」今回が最終章。9月7日(日)まで開催(会期中無休)。
7年間の留学から帰って僅か2年、30歳の若さで急逝した荻原守衛(碌山)の作品制作、芸術観、相馬良への恋を中心に展示。人間の思想の深さや生命の表現に精魂を傾けた新宿角筈時代の彫刻は12点が残り、珠玉の作品として今も輝きを失いません。中でも、「文覚」「デスペア」「女」は恋愛の苦悶の作品といわれています。これらの作品が生まれた背景や相克を交友の資料や碌山の言葉などから、日本近代彫刻の先覚者碌山の愛と美に生きた軌跡をご覧いただきます。
荻原守衛(碌山)の作品保存と一般公開のために碌山美術館が開館して4月22日で50周年を迎えました。
これを記念して約100年にわたる碌山の作品を守り伝えてきた歴史の企画展を6月1日(日)まで開催いたします。
新宿中村屋碌山館、穂高生家碌山館、碌山美術館と各「碌山館」を支えた人々にスポットを当てながら、一世紀のあゆみを振り返ります。
会場:第二展示棟(今井兼次・碌山美術館設計図ほか)
グズベリーハウス(碌山美術館建設・50年前のフィルム放映)
碌山館(本館):荻原守衛(碌山)の全彫刻作品を展示しています。資料(写真と解説による年賦)展示をしています。
杜江館:守衛の人体デッサン、鉛筆風景画、油彩画、スケッチブックを展示しています。
第一展示棟:碌山と関係のあった作家を展示しています。
交友のあった高村光太郎、柳敬助、戸張孤雁ら友人たちの優れた作品をはじめ、碌山が初めてみた油絵を描いた長尾杢太郎、碌山の系譜 中原悌二郎、石井鶴三の彫刻がご覧いただけます。