
田淵行男(1905-1989)は、日本のネイチャーフォトのパイオニアとして偉大な業績を残しました。その活動範囲は山岳写真から生態写真に及び、今なお、自然写真分野における巨人として、高い評価とともに顕彰されています。
堀勝彦氏(1935〜)は学生時代、チョウへの関心から安曇野市穂高牧に疎開していた田淵行男を訪ねたことをきっかけに、長年、田淵と行動をともにするようになりました。田淵行男の作品集『高山蝶』(1959年、朋文堂)は堀氏の研究によるところも多く、彼のサポート無くしては作品集が今の形で発表されることはなかったのかもしれません。
今回の展覧会では、田淵行男の傍らで同じく写真家を志した堀勝彦氏の作品およそ40点を展示します。自然の中にひとり身を置き、対象と会話するかのように撮影された木々の姿から、田淵行男のネイチャーフォトの系譜に連なる表現を感じていただければ幸いです。
会 期 平成20年6月17日(火)~6月29日(日)
会 場 田淵行男記念館
観覧料 通常料金(個人:大人300円・中学生以下200円、
団体は各100円引き)
開館時間 9時〜17時
休館日 月曜日、祝日の翌日
展示内容 堀勝彦氏による長野県内で撮影されたブナの写真約40点