

山岳写真家と同時に、高山蝶の博物学者として偉大な業績を残した田淵行男は、個展の開催や研究誌への論文投稿ではなく、写真集の出版という形で作品を発表し続けました。本造りの現場での田淵は、写真の構図・構成、そこに添える詩や文章を綿密に作り上げたばかりでなく、ページ毎のレイアウトから装丁の作業をするまでに及び、全ての作業において自身のこだわりを貫きました。
この企画展では、田淵作品にとって欠かせなかったその本造りという要素に注目し、蝶や山への自分自身の見方を提示するために、徹底的に写真集造りと向き合った田淵の「表現者」としての姿に迫ります。
[会 期] 平成22年2月23日(火)〜7月2日(金) [会 場] 田淵行男記念館 [入 館 料] 大人300(200)円 小中学生200(100)円 ※()内は20名以上の団体料金 [開館時間] 午前9時〜午後5時 [休 館 日] 月曜日、7月3日~7月5日は展示替え作業のため休館