田淵行男記念館
田淵行男記念館

田淵行男記念館 0263-72-9964

当館は、安曇野や北アルプスを愛したナチュラリスト、田淵行男が撮影したフィルムやガラス乾板などの原板約72,000点や生前に発行した著作36冊、撮影機材や登山用品など多くの遺品が豊科町(現・安曇野市)に寄贈されたことから、1990年7月7日に開館しました。
開館以来、これら資料の整理作業と、所蔵する原板からの展示用プリントの作成を行ってまいりました。記念館が監修し作成した展示用プリントは現在1,000点以上となり、収蔵プリントによって様々なテーマの企画展を開催しております。また全国的に知名度を誇る写真家の企画展や田淵行男賞受賞作家の企画展なども開催しております。

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   展示会・イベント情報

丸山晩霞 水彩画展

槍ヶ岳
槍ヶ岳

会期:2018.12.18(火)~2019.2.24(日)     
内容:現在の長野県東御市に生まれ、日本の水彩画の発展、普及に尽力した明治の山岳画家、丸山晩霞(ばんか)の作品をご紹介します。丸山晩霞記念館(東御市)所蔵作品。
会場:地階展示室

丸山 晩霞 Banka Maruyama
山岳画家、田園画家。1867年長野県祢津西町(現東御市)生まれ。本多錦吉郎の彰技堂で学ぶ。1895年吉田博と知り合い、1898年ともに40日間に及ぶ北アルプス写生旅行を敢行。1900年渡米し、ボストンほか計3都市で展覧会を開催し成功を収める。その後欧州を巡遊し1901年帰国。1902年明治美術会を改編した太平洋画会創立に参加。1905年大下藤次郎とともに水彩画講習所開設、日本の水彩画の発展、普及に尽力する。1911年再渡欧。1913年日本水彩画会創立の中心として活躍。1936年日本山岳画協会創立。丸山晩霞は山岳風景や田園風景を最も得意とした。特に白馬大雪渓のお花畑で高山植物の魅力にとりつかれ、石楠花と高山を配した装飾的な画風は信州ではよく知られている。水彩画が盛んな長野県において、その頂点に立つ画家といえる。晩年は俳句でも才覚を発揮し、情緒的な感性と郷土愛に溢れた人物であった。