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2006年11月17日
夕日の影がすっぽりと峠をつつんでしまうのと
一足違いに私は小屋についた
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炉端に座を定めると ザックを開ける
その頃の山小屋にはいろりがあった
いろりには心和む時刻がすみついていた
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煙にむせびながら今日の山を思い
かんばの火をみつめながら明日の山を思う
いろりは憩の場
語らいの場
山を行く者の郷愁の古巣
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此頃の山小屋にはいろりはない
懐かしい煙にむせることももはやできない
心和む山の時刻にもはや巡りあうことはできない
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