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2006年11月23日
十一月初めの常念乗越
新雪のちりばめる小さな足型
初冬の山で 私の受取る
季節の便り
兎 リス テン 狐 オコジョ
そして雷鳥
山の友達の素朴な置手紙を
ほのぼのと眺め
しみじみと読み
私も山靴で返書を
余白の雪に書き残して
初冬の山を下る
ひととせの山路の暦を
心の中でめくりながら
ひととせの山路の日記を
心の中でたどりながら
私の季節の山を閉じる
私は季節の山を下る
山を遠ざかって 山を眺める季節
山を離れて 山を想う季節
追憶の地図をひろげて
回想の山路をたどる季節
山への希望を育てる季節
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