
2012年04月28日
ご紹介した、ゴマダラチョウ、脱皮しましたよ!
朝9時頃見たときは、触覚が緑がかっていました。そして、頭部より下が丸く膨らんでいます。
午後5時頃行ってみたら、すでにもう別の姿になっていました。
エノキの新緑と、しっかり同化しています。
やったね☆
ゴマダラチョウの幼虫はこんなかわいい顔をしているんですね。
2012年04月27日
田淵館の外壁に付いている、カラスアゲハのさなぎ、うーっすらと黒くなってきました!
冬場は完全な黄緑色でしたが、羽化直前になると、さなぎの中が透けてくるようです。
カラスアゲハは黒ベースの翅を持つので、その色が反映されているんでしょうね。
あともう少しで、狭い殻ともお別れです。
皆さんも一緒に無事チョウとなって羽ばたくのを応援して下さいね☆
また変化があったら9964日記に掲載します!
2012年04月24日
ずーっとずーっと探していたゴマダラチョウの幼虫がやーっと見つかりました!
館周辺のエノキの木に付いていました。
さあ、みなさんどこに幼虫がいるか分かりますか?
枝のまたのところにいるんです。カタツムリのような触覚が目印になりますかね?
冬を幼虫のまま過ごし、木のふもとの落葉の裏に3月下旬頃までうずくまっています。
それがだんだんと這い上がり、木に緑が出てくると、この幼虫は緑色になります。
木と同化して、身を守っているんですね。
田淵行男は「保護色」の例としてゴマダラチョウを挙げています。
むしの会の5月の観察会では、色が茶色から緑色に変化しているかも知れませんね。
その瞬間を見てみたいのですが、チョウも密やかに変化するからな…。静かに静かに見守り、次に会った時の変化を楽しみにしましょう☆
2012年04月21日
21日(土)に、平成24年度田淵行男記念館こども自然観察教室むしの会の開講式が行われました。
参加者は40名!十分に用意したはずのイスも、足りなくなるかと心配になったほど。
特に今年から新規で入会して下さった方々、個人も含め10組以上!ありがとうございます!
女性個人のご参加も少なくなく、「むしの会ガール部会」を立ち上げられるのではないでしょうか(笑)。その際には、ぜひこども会員さんのお母様方もご参加お願いしますね!
自己紹介や、デジタル写真撮影のレクチャーをしていただいた後は、さっそく館周辺で観察会を行いました。スイカズラに付いていたアサマイチモンジの幼虫、ツマキチョウ、キタテハなど、暖かくなり、飛んでいるチョウの種類も増えてきました。
小学生の会員さんは、毎日館の周りをうろちょろしてネタを探している私でも見つけられなかったむしを瞬く間に探して来てくれます。私、まだまだですね…。
東京から毎週通って来て下さる会員さんもいらっしゃったり、今年もますます賑やかく楽しくなりそうです。
以下、21日に観察したむしです。
モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ツマキチョウ、キタテハ、テングチョウ、ゴマダラチョウ(幼虫)、アサマイチモンジ(幼虫)、ベニシジミ、ホソミオツネントンボ
2012年04月14日
神奈川県内有数の進学校の一つである桐光学園中学高等学校では、学校生に大学での学びを直接体験してほしいと、土曜講習の4時間目に、大学の教授を招き、「大学訪問授業」を実施しているそうです。2011年度は評論家でジャーナリストの立花隆氏、精神科医の香山リカ氏、建築家の妹島和世氏、アーテイストの宮島達男氏など合計19回も特別講座が開催されています。
そのすべての講座の内容を一冊の本にまとめた『「こころ」とのつきあい方-13歳からの大学授業 桐光学園特別授業V』(桐光学園中学校・高等学校編 2012年、水曜社発行)がこのたび出版されました。そのなかで文化人類学者で東京外国語大学教授の今福隆太氏は、「学問の殻を破る-<人類学>から<群島>へ」という演題の講演で、田淵行男(1905~1989)という人に影響を受けた。」と語り、田淵の細密画ミヤマモンキチョウや田淵の業績を紹介しています。
田淵行男記念館職員としても、子育て世代のひとりとしても、じっくり時間をかけて読みたい良書です。
2012年04月06日
新聞にも掲載いただいたリュウキンカを見に、今日は大勢のお客様がいらっしゃいました。
でも、じつはそれだけじゃないんですよ!わさび田という湿地帯だからこそ生息する植物が見られるんです。
ミズバショウやザゼンソウなんて、珍しいですよね。
現在開催中の『山の意匠』展で、田淵行男が撮影したザゼンソウを展示しています。このザゼンソウにはかわいらしいミツバチが止まっているのに、私が撮影したザゼンソウにはぶんぶんハエが飛んでいます…。
でもあえてザゼンソウはハエをおびき寄せているんです。悪臭を放ち、花粉を媒介してもらっているのです。英語では Skunk Cabbage(スカンクキャベツ)の呼び名があるそうですよ。
なのに花言葉は「秘められた情熱」…。ギャップがおもしろいですね。
2012年04月03日
リュウキンカの周りを、ミツバチが忙しそうに飛び交ってます。
せわしないこの動きは仲間に蜜や花粉のありかを教えていますが、。
「8の字ダンス」「円ダンス」の2種類があります。
どのように使い分けているのでしょう?
左周り、次に右回りと半周ごとに回る「8字ダンス」は巣から100m以上離れた場所に花がある時、100m以内と近いの場合は円をかく「円ダンス」と、距離によって使い分けています。
方向音痴な私がハチだったら、花があるだけで喜んで、巣からどのくらい離れていたかなぞとうに忘れていそうですが…。女王蜂のために効率よくせっせとミツを運び入れようと、仲間とコミュニケーションを図っているんですね。
ハチは「社会性昆虫」の代表と言われています。
集団を作り、その中に女王や働きバチのような階層があるような生活をしているなど、人間のそれに似た社会的構造を備える昆虫のことを指します。
人間よりひどいのでは?と思うほどのシビアな世界。その一例としてミツを持ち帰った働きバチは、貯蔵係のハチにミツを渡しますが、そのとき貯蔵係は糖度の高いミツを優先して受け取り、糖度の低いミツを持ったハチは待たされるようです。能力社会でもあるんですね…。