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あこがれ/自由と自然と眼差しと 熊谷守一・高橋節郎

neko.jpeg安曇野高橋節郎記念美術館では、下記の通り、企画展示「あこがれ/自由と自然と眼差しと 熊谷守一・高橋節郎」を開催します。
 熊谷守一(1880-1977)は、対象物を区切られた線と面で描き色を平塗りする、独自の様式の油彩画で知られる画家です。単純で明快な形や色は、物のありように対する並外れた観察眼によりつきつめられた結果であり、虫などの小さな生き物にまで及ぶ興味の対象物への強い眼差しは、水墨画などほかの作品にも表れています。また名声を得ることを避け、所有欲とは無縁の世俗を離れた生活を好んだ生き方も多くの人を魅了しました。

企画展示「あこがれ/自由と自然と眼差しと 熊谷守一・高橋節郎」

 高橋節郎は東京美術学校に通っていた時代(1933-)に二科会研究所で熊谷守一に絵画を学びました。その後も、熊谷のもとで師事していた次兄・達郎に連れられ自宅を訪ね、その独特の世界観・哲学的な思想に触れ深い感銘を受けました。蟻を一日中観察していたという熊谷に、蟻はどの足から歩き始めるかと尋ねられたり、自宅の庭にある池で一緒に何時間もメダカを眺めたりしたそうです。発する言葉にはものごとの核心を突く哲学的な含蓄があり、精神性の厳しさ・強さについて考えさせられたと言い、最も尊敬する三人の画家の一人として熊谷をあげます。作家は分野を問わず「絵ごころ(画力)、詩ごころ(精神世界)、遊びごころ(ゆとりや心の自由さ)」を持っていなければならない、という高橋の言葉。このような考えを持つに至ったのも、自由な創作と自然な姿勢を貫徹する熊谷の精神哲学への憧れと無縁ではないでしょう。
 当美術館では、高橋家より熊谷作品の寄贈を受けています。それらを含め、芸術の道を歩み始めた高橋節郎に大きな影響を与えた熊谷守一の作品と、高橋自身の作品をあわせてご紹介します。
 作品世界とともに、作家の精神世界にも思いを馳せてご鑑賞いただければ幸いです。ご来場をお待ちしております。

会期  7月12日(水)から8月27日(日)

時間  午前9時~午後5時休館  毎週月曜日(7月17日は開館)、7月18日観覧料 一般600円(500円)、高校・大学生400円(300円)
     中学生以下・70歳以上は無料
     ※( )内は、団体20名以上割引料金主催  安曇野高橋節郎記念美術館、安曇野市教育委員会

協力  愛知県美術館、木曽路美術館、熊谷守一記念館、信州高遠美術館

後援  信濃毎日新聞社、朝日新聞長野総局、市民タイムス、SBC信越放送、あづみ野テレビ、毎日新聞松本支局、長野日報社

※ 企画展展示替えのため、7月11日(火)は臨時休館させていただきます。

詳しくは公式サイトから


投稿日: 2006年08月30日 | コメント (0) | トラックバック (0)

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