
日本におけるアクション・ペインターの先駆けとして知られる白髪一雄は、具体美術協会の代表的な画家であり、戦後の美術を語る上で欠かせない存在です。白髪はキャンバスを床面に置き、その上を滑走するようにして足で描くという独自の手法により、力強く躍動感のある絵画を達成しました。その行為と物質が結びついた絵画は、世界的にも高く評価されています。白髪は具体美術協会解散後も精力的に活動を続けていましたが、2008年春に惜しまれながらも亡くなられました。
本展では、白髪が生前構想していたシリーズ区分による展示を採用し、油彩約50点を中心に展示を行います。とかく初期の制作のみが取り上げられがちな白髪ですが、その生涯にわたって様々なシリーズの作品を生み出しており、一口にアクション・ペインティングといっても多様な側面を持っております。本展では、貴重な初期の油彩やアクション・ペインティングの代表作を全国の美術館から集め、また風景をスケッチした水彩画やドローイング等の資料を併せて展示し、白髪の60年に及ぶ画業の全貌を紹介します。
会 期 平成21年 4月25日(土)~ 6月14日(日)
出品内容(予定)
《鳥檻》、《難航》、《夜の風物》、《本能の結集》、《流脈1》、《脈モノクロームA》、《文B》、《作品》、《作品》、《作品Ⅰ》、《作品Ⅲ》
《天暴星両頭蛇》、《天魁星呼保義》、《天異星赤髪鬼》、《地鎮星小遮欄》、《天傷星行者》、《地察星青眼虎》、《天空星急先鋒》、《天英星小李廣》、《天敗星活閻羅》、《天富星撲天雕》、《天祐星金鎗手》、《猪狩 弐》
《不動尊》《あびらうんけん》、《大黒天》
《平治元年十二月二十六日》、《屋島の戦い》、《關雲長》
《丹赤》、《扶桑》、《破天轟》、《風魔》、《群青》
《天女の舞》、《陽華公主》
《赤い丸太(どうぞお入り下さい)》、《赤い液》、《赤いびん詰》、《超現代三番叟》
開催場所 安曇野市豊科近代美術館
料金 一般800(700)円・大高生500(400)円 小中生300(200)円
( )内は20名以上の団体料金
主催 安曇野市豊科近代美術館・(財)豊科文化財団・白髪一雄展実行委員会
共催 信濃毎日新聞・長野朝日放送
後援 安曇野市・市民タイムス
助成 (財)地域創造