安曇野市豊科近代美術館
安曇野市豊科近代美術館

安曇野市豊科近代美術館 0263-73-5638

日本の近代彫刻の巨匠、高田博厚の彫刻作品と、森鴎外ゆかりの画家、宮芳平の絵画作品を常設展示しています。四季咲きのバラを中心とした美術館庭園では、四季折々の散策をお楽しみ頂けます。

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   美術館日記

ファッションについて考える ザワメキアート展

破れた服が展示作品です。
破れた服が展示作品です。

たぶん、パンクファッションはザワメキアートに通じています。
たぶん、パンクファッションはザワメキアートに通じています。

来場者の皆様に心のザワメキを与えてくれるザワメキアート展。見るほどに新しい発見があります。どうぞ何度も見に来てください。

今日ご紹介するのは、破れた服の作品。よく私たちは、服を「ちゃんと着る」とか「きちんと着る」などと言います。正しい着かた・普通の着かたというものは確かにあります。

一方、いつの時代も若い人たちはそういう「普通」に反発する着かたで個性を主張してきました。ルーズソックス・腰パンしかり、近年の女子高生は冬でもミニスカートとか・・・。

普通でない服の着かたには、その人なりの美意識が働いているはずです。本展の破れた服の作品も、その表現ととらえれば、十分にアート作品といえるでしょう。

「着くずす」という言葉もあります。日本には「粋(いき)」という、「正しい」「普通」を超えた美意識もあります。ルーズに着るということは、フツウにはない新しい「美」を探す行為なのかもしれません。その延長線上に、服を破くという行為もあるのでしょう。

ぜひ実物を見て下さい。何コレ?と思いながらも、意外にカッコイイ・・・と感じる自分を発見するかもしれません。