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2007年05月29日
読売新聞長野県版に、中村征夫さんのコメントと同時に、当館学芸員のコメントが掲載されました!こちらは読売オンラインでも公開中ですので、ぜひご覧ください。お恥ずかしいコメントで恐縮です。。
■「環境」考える契機に■
海中2万7千時間——。中村さんは、ざっと計算しただけでも3年近く海の中にいたことになる。撮影された数々の作品は、海中の生き物たちの驚くべき生態を私たちに教えてくれる。
色とりどりの世界は、華やかに見える一方で、過酷な弱肉強食の世界でもある。その中で、生き残りのために形作られていった、それぞれの生き物の姿はどこかユーモラスでもある。
海のない信州に暮らす私たちにも、海で起きている自然環境の変化は他人事ではない。山に降った水も、家庭からの雑排水も、すべて、川を通じて海へと流れ込んでいる。中村さんの作品は、海の現実を伝えている。
そして今、この美しい環境が世界中で危機的状況になっている。人類が生き残るためにも大切な環境が損なわれている。写真展が、この美しい海を守るために、私たちができることを考える機会となれば幸いである。(安曇野市豊科近代美術館・三沢新弥学芸員)
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