
2008年01月11日
春の特別展「音に恋した美術展」の出品作家の調査をしているのですが、全ての出品作家について、詳細なデータが美術館にあるはずもなく、先日は、松本市美術館の図書館にお邪魔しましたが、今回はさらに、作家の出身地の美術館に問い合わせてみました。こういう調査は学芸員にとってはお互い様な面もあるため、皆さん親切に対応いただきました。早速、図録を頂戴しました!石川県立美術館のMさん!ありがとうございました。
南政善(みなみ まさよし)1908-1976
石川県羽咋郡志加浦村(現 志賀町)に生れる。川端画学校を経て、1930年、東京美術学校に入学、藤島武二の教室に入る。川端画学校で知り合った芸術家たちと共同生活を送る。いわゆる「池袋モンパルナス」の住人であった。1935年、東京美術学校油画科卒。第二部会展で「アコーディオン」が特選となるとともに、朝日文化賞を受ける。1938年、小磯良平らとともに従軍画家として戦地に赴く。聖戦美術展で陸軍大臣賞、大東亜戦争美術展で海軍大臣賞を受賞し、終戦まで数度にわたり戦場をめぐる。このときにわずらったマラリアの後遺症が、戦後の南の創作活動を滞らせた。1976年4月28日、心筋梗塞により東京で急逝。生涯一貫して人物画を追及した。