
西に北アルプス、南東に美ヶ原をのぞむ安曇野市豊科の中心部に、豊科近代美術館はあります。当館は、豊科中学校の移転跡地を、旧豊科町の文化ゾーンとする構想のもとに建設され、1992年(平成4年)4月18日に開館しました。地域文化の向上発展に寄与することを願って建てられた市立の施設です。
建築は、中庭の吹き抜け部分を、回廊と客室が取り囲む設計で、ヨーロッパの中世修道院の建築スタイルを倣ったユニークなものです。水平線の強調と、太い円柱、天井を支える円柱形のアーチは、ロマネスク様式を示しています。展示室は1階、2階にそれぞれ4つあり、廊下とあわせて十分な広さがあります。1階を主に常設展示、2階を特別企画展示などに使用しています。
収蔵作品は、日本の近代彫刻の巨匠、高田博厚の彫刻作品約190点と、森鴎外ゆかりの画家、宮芳平の絵画作品約2000点です。これらは、作家が生涯に残した作品のうち、現存するものの大半で、その常設展示は、いわゆる「一点豪華主義」ではなく、作家の全体像を提示することを目指しています。また、安曇野出身で信州を代表する作家、小林邦のデッサン、スケッチブック等、約170点も収蔵しています。
展覧会は、独自の視点から近現代の美術を幅広く取り上げ紹介し、また講演会、音楽会などの開催をとおして、教育学習活動にも力を入れています。


■1階常設展示室
高田博厚彫刻
宮芳平絵画
宮芳平アトリエ再現室
小林邦デッサン
多目的ホール・ミュージアムショップ・喫茶コーナー
■2階企画展示室
企画展示室
貸しギャラリー

昨年、美術館の多目的ホールに新しいピアノが入りました!ピアノ教室の発表会やコンサートの企画のご利用にいかがでしょうか。ホール内はとても響きが良く、彫刻も展示され、なかなかいい雰囲気です。
詳しくは美術館までお問い合わせください。
■開館時間
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日
月曜日と祝祭日の翌日
12月28日~1月4日
■観覧料
個人
大人 500円
大学生・高校生 300円
中学生・小学生 150円
団体 (20名様以上)
大人 400円
大学生・高校生 200円
中学生・小学生 100円
■JR大糸線豊科駅下車、徒歩10分
■JR篠ノ井線田沢駅下車、タクシー10分
■長野自動車道「豊科I.C」より5分
■松本駅から大糸線各駅停車で豊科駅まで約25分
■新宿駅から「特急あずさ」で松本駅まで約2時間30分
■名古屋駅より「特急しなの」で松本駅まで約2時間
■新宿、名古屋から高速バスで松本駅前バスターミナルまで約3時間